口腔乾燥症(ドライマウス)とは唾液分泌量の減少により口腔内が乾燥する状態を指します。


主な原因として加齢、薬の副作用、ストレス、全身性の病気、生活習慣が挙げられます。さらに放射線治療の影響、口呼吸、喫煙習慣、アルコール・カフェインの過剰摂取も唾液分泌を抑制する要因となります。

 

唾液量が減少すると、口腔内の粘着き、泡の多い唾液の増加、食べ物の飲み込みづらさが生じ、自浄作用の低下により衛生状態が悪化します。


これにより虫歯や歯周病の進行リスクが顕著に高まります。

 

対処法として、こまめな水分補給(緑茶など、カフェインの入っている飲み物は避ける)、シュガーレスガムを噛む、口腔用の保湿ジェルやスプレーの使用、唾液腺マッサージなどが有効です。

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